コンサルティング
 におい全般のコンサルティングをお受けしております.例えば,におい問題を解決したい,においセンサを効率よく開発したい,におい関連の最新情報を正しく理解したい,具体的な開発段階に入る前に市場や競合他社の状況を正確に把握しておきたい,などのニーズにお応えしております.
 形態としては,スポット的にご相談にのるケースから,テーマを決めて定期的にコンサルティングを行うケースまで,さまざまなご要望に応じております.
依頼分析
 におい問題は,一つの分析結果のみで解決することは少ないので,いくつかの分析結果を総合して対応しています.場合によってはコンサルティングを含めることもあります.
 分析方法としては,官能評価を基本とし,分離分析(GCMS,におい嗅ぎGCMS)とにおい識別装置を組み合わせます.
セミナー講師、動画作成
 においの定量化に向けて,においの本質8種,官能評価,機器分析,においセンサの現状と将来の展望について具体的に説明しています.

においの8つの本質

においの本質においに対する誤解においの実際
1においは単成分でできている.ほとんどの場合,複合成分で出来ている.
(コーヒーなどは、500成分も含まれる.)
2においの構成成分が全てにおいに寄与している.寄与していない成分も多い.
3人の鼻で同じぐらいの強さのにおいは,同じ濃度が存在している.人がにおいを感じだす最低濃度(検知閾値濃度)は,ものにより10桁以上も違う.
4においAとにおいBが混ざるとA+Bのにおいになる.ほとんどの場合、A+Bのにおいとはならない.
5におわない成分は,においには関係しない.におわない程度の低濃度成分が,においの質を決めている.
6無臭の空間には,におい成分が存在しない.無臭空間にも検知閾値濃度が高いにおい物質が多量に存在し,時々刻々と濃度,組成が変化する.(温度,湿度,気圧等による)
7においセンサはにおいにしか反応しない.水蒸気を筆頭に,におわない物質にも応答する.
8人の鼻よりセンサの方が感度が高い.センサは人の鼻の感度に全く追いついていない.
におい識別装置(センサ)販売
現在開発中